障害者の住宅改修・手すりの取付・バリアフリー工事・福祉機器取付 | 澄 建設有限会社

国際福祉機器展

「在宅」から「我が家」へ

国際福祉機器展2008(HCR2008)

1999年より毎年出展させて頂き、
おかげさまで10回目の出展です。



手すりの高さ計測


梯子の高さ計測


住宅改善工事の計画や実際の工事を行う際には、適正な手すりの高さや座面の高さを打合せし、
決定する場面は多いかと思います。
しかし、ご本人様も「どれぐらいの高さがいいですか?」などときかれても、わからないですよね。
1年に1度ですが、この機会(HCR)で体験して、ぜひ、アドバイスのご参考に。
そして、もちろんご本人様が、ご自身にぴったりの高さを知るために、ご利用下さい。



木製歩行機・木製移乗台(可動型)
前回もご紹介いたしました「歩むくん」です。
今回は、テーブル付きの物もご用意しました。
木で出来ており、乗ったまま移動させられる
移乗台です。


可動式木製移乗台【山川邸住宅改善工事】
 
【ご相談内容】
車椅子をご利用されている山川様。自力走行は問題ないのですが、移乗動作は介助が必要。
トイレ付近の現況
トイレの入口が狭く、段差があるため、ご本人様・介助者ともに負担が大きいとの事。
                                 (お住まいは、賃貸住宅です。)
このような状況の場合、『間仕切を撤去し、大きな建具への改修』と
『床などの段差解消』を提案することが多いのですが、
賃貸住宅のため改修工事ができません。
たてものに手をくわえずに改善するには・・・。
家具をあつらえることで可能なのでは!?
山川様からのご意見と、澄建設の提案により、
木製の可動式移乗台の製作を始めました。
ラフ案をいくつか考え、お客様・工場とお打合せ
最終案

すべて木で出来ているので、あたたかみがあり、お部屋にマッチします。
ご利用者様が乗ったまま、動かすことが出来るため、ベッドや椅子から、
こちらに移乗し、そのまま移動。
トイレの前に着いたら、ハンドルをまわして高さを調整。
そして、便器へと移乗して頂きます。
HCRにておためし頂いた方は、女性でも軽々と移乗動作をできる事が、
おわかり頂けたかと思います。 いかがでしたか?

このように『建築工事だけが住宅改善ではない』と思い、さまざまな方向
からのご提案に努めております。
『無理かな?』と思っても、一度お声をかけて下さい。

山川様 ご協力ありがとうございました。